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メモリアルホールは
JECIA(ジェシア)認定の
5つ星葬儀社です。
 
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メモリアルホールへのお問い合せはまずよくあるお問い合せをご覧ください。
 
 
第1回:善福寺(松浦市今福町) 第2回:宝昌寺(松浦市志佐町) 第3回:護舜寺(松浦市調川町) 
第4回:東光寺(佐々町羽須和免) 第5回:光福寺(小佐々町楠泊免) 第6回:正福寺(佐々町口石免)
第7回:本立寺(小佐々町田原免
 第8回:是心寺(平戸市田平町山内免 
第9回:妙善寺(松浦市志佐町浦免) 第10回:宛陵寺(松浦市今福町仏坂免) 
第11回:浄土寺(松浦市星鹿町岳崎免) 第12回:圓福寺(松浦市御厨町西木場)
第13回:西雲寺(松浦市御厨町里免) 第14回:清浄寺(江迎町田ノ元免)
第15回:熊野神社(佐々町松瀬免) 第16回:延命寺(佐々町神田免)
第17回:三柱神社(佐々町羽須和免) 第18回:圓成寺(松浦市志佐町浦免)
第19回:称名寺(小佐々町臼の浦)
第20回:淀姫神社(松浦市志佐町浦免)
 
 
 山を見やれば紅葉が鮮やかな11月中旬の午後。佐世保方面へ車を走らせると口石小学校の手前、左手の小径にお寺の銘を刻んだ石柱があります。ここから家々の間を少し歩けば目の前がぱっと開け、山門と本堂が現れます。
 ここが今回訪ねる正福寺。現在、住職を務めておられるのは第16世 清原恵雄(けいゆう)住職。まだ30代の若くて元気な住職です。
 開基は天正十一年(一五八三)、江州(滋賀県)にある称福寺の浄慶上人が修行のため移り住んだのが始まりです。当初は布教所として八口免に開かれ、元禄三年(一六九〇)第四世浄尊上人の時に現在の地へ移り、正式に浄土真宗のお寺となりました。それから約三百年以上の間、正福寺は大きな災害や戦乱にも巻き込まれることなく、口石免の真宗信仰の拠り所となってきました。
 カジュアルなファッションに身を包んだ住職は休日のマイホームパパといった感じです。その理由は…。
「実は清峰高校サッカー部のコーチをかれこれ十年ほどやっているんですよ。そのため普段からこういった服装が多いんです。もちろんお勤めの時は僧侶の格好ですよ」
 ほとんど毎日、夕方の数時間、クラブの指導を行っているという住職。時にはケガをされることもあるのだとか。
「サッカーのコーチというと本業とかけ離れているため想像がつかないかもしれませんが、門徒さんのお孫さんが部員だったり、私がケガで通う病院が共通の話題になったりするんですよ。これもお寺が地域に根付くための活動の一環だと思っています」
 正福寺には珍しい活動として門徒さんによる仏教雅楽というものがあります。平戸藩陣太鼓や鉦鼓、龍笛などで構成され、法要や結婚式などの行事の際に荘厳な調べを奏でているそうです。明治時代に有田のお寺から伝えられ、途中一時中断したものの、現在までずっと続いています。現在ではお寺以外にハウステンボスで演奏するなど、その活動の場を広げています。もちろん住職の結婚式の際にも演奏し、厳粛な結婚式を大いに演出したそうです。
 若い住職だけあって信仰に対する考え方も現代的で柔軟です。
「今の人々は仕事を持って忙しい毎日を送っていて、常日頃からお寺に足を運ぶのは難しいでしょう。せいぜい盆正月のお墓参りが精一杯なはずです。しかし高齢になれば、自然とお寺に足が向くようになるでしょう。また生死に直面したり、お亡くなりになられた時のご縁というものもあるでしょう。信仰というのは強制できるものでもありませんから、そういったご縁でもいいと思っています。また浄土真宗というのはとてもシンプルな宗教ですから、現代にとてもマッチしていると思いますし、逆に現代の方に受け入れられやすい布教活動というものも必要だと思っています」
 庭を見てくださいという住職に導かれ案内されたのはオシャレなイングリッシュガーデン。見学者も多い自慢の庭だとか。若い人の宗教離ればかりがクローズアップされますが、時代に合ったお寺というものも求められているのかもしれないと実感させられた取材でした。
 
 
この記事は平成17年12月4日発行のメモリアルだより(佐々版)第3号に掲載されたものです。
 
写真説明
上:山門と本堂
中:雅楽演奏の様子。その熱心な活動ぶりで、佐々町認定の文化団体として助成を受けるほど
下左:住職お勧めの本。浄土真宗門主みずからやさしく仏教の教えを説いたベストセラーです
下右上:左中)本堂脇にあるイングリッシュガーデン。ご自由にご利用、見学してくださいとのこと
下右下:住職が布教と並んで熱が入っている清峰高校のコーチ業。サッカーに興味がある中学生の練習参加も大歓迎!なので参加してみては?
 
データ

名称:じょうどしんしゅう せいりゅうざん しょうふくじ
ご本尊:阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)
住所:佐々町口石免396ー6
電話:0956−62−2063清峰高校サッカー部の部員募集中だそうです。お問い合せはお寺までどうぞ。

 
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